語学の取り組み

 ウィーンで暮らし始めて、早2年10ヶ月。引っ越してくる前に、目標にしていた「ドイツ語学習」。
 英会話も中学レベル止まりなため、ドイツ語圏に来たからにはドイツ語を習得したほうが、絶対に地域に溶け込めると夫からのアドバイス。引っ越してから初めの8ヶ月に集中的にウィークディ毎日コースに通いました。
 その集中コースを一区切りしてからは、週1回の個人レッスンで継続。けれども、2年目はまだ習ったばかりのドイツ語が頭に入らなくて、地域に溶け込むなんてまだまだでした。我が子が通う学校は、現地校でもないし、主婦業をしながらだとなかなかウィーンに住んでいるとはいえ、外国語を話す機会がないのが現状。無理にドイツ語をしゃべる環境に身を置かないと話す機会もありません。
 そんな中、地元の公民館のような施設のヨガコースにまずは日本人の友達と通い始めました。一度期間が切れて、日本人は私だけになりましたが、分からなくてもドイツ語のヨガレッスンに通い続けてみました。喋れないという自分を受け入れることからまず始めてみて、先生に質問されてわからなくても、恥ずかしがらず、今の自分のドイツ語レベルで返答することを試みたり。そうしていると、ひとり生徒さんが声をかけてくださり、お友達ができました。(オーストリア人ではなくて、40年もこちらに住んでいる外国人ですが)私の拙いドイツ語でも頑張って話をしてくれるとても親切な方。
 もう一つ、毎週土曜日のマルクト(市場)通い。当初の目的は、「新鮮なオーガニック野菜をできるだけ小売店で購入」だったのですが、毎週通っていると売り場のおじさんやお兄さんが顔を覚えてくれて、少しだけ会話をするようになりました。
 この二つの環境が、主婦の私にとってドイツ語レッスンの一番の生きた練習の場に。
 それで、気になるレベルですが。まだまだ長い文章やネイティブの会話はほぼ聞き取りできません。それに喋りの文法も基礎レベル><恥ずかしくて、正直偉そうにここで体験を披露できないレベルなのですが、外国語に対するコンプレックスがなくなったのが一番大きな成長でした。
 このコンプレックス、日本の英語教育と自分の性格でなかなか解消できなかったので、それができただけ私にとっては大きな一歩。日本の英語教育のせいにしてしまうと卑怯なのですが、点数制で文法を間違えてしゃべると点数が低くなったりする教育法。そのような環境で外国語を学んでいると、語学の本来の目的を忘れてしまうんですよね。「正しい外国語で外国人と会話しなきゃ」というプレッシャーが知らないうちに植えつけられていきます。特に、四角四面な真面目な性格だったので、その思考癖はなかなか強固なものでもありました。
 でも、ここでドイツ語に私なりに取り組んだことで、言葉本来の役割を思い出して、下手なりに生きた言葉を使えるようになってきている気がします。それにしても、長い時間がかかりました。やっぱり年のせいもありますね(笑)きっと、10代20代のうちにこのような環境に身をおけば、もっと早くにこの点が解消されて、語学をマスターするのも簡単なのではないでしょうか。
 これから、語学を学ぶ人、そして、私のように駐在妻で海外に来られる人も恐れないで自分軸に取り組むということを一つの目標にしてみたら、きっと語学を習得する以外の大切な気づきも得られると思うのです。
 まだしばらく続くドイツ語学習。自分を軸に、人と比べず、自分のペースで自分の目的をもって取り組んでいきたいです。この先にはまた違う気づきに巡り合うかもしれないですね。
 
 

 

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